2016.09.17
今回はもともと白のコペンを黒パールへ、色替えの全塗装です。
弊社HPお問合せフォームからメールでご連絡を頂いたのがきっかけでした。
当初はエアロパーツの取付のご相談でしたが、お話を進める中で色替え全塗装までご決断されました。
エアロパーツはクモイモータース製のものでバンパープロテクター、グリル&トランクガード、ボンネット
オーナメント、ライセンスポケットガーニッシュ、マーチンフロントバンパー、マーチングリル、ボンネッ
トバッジ、トランクバッジをご指定頂きました。受注生産のため発注して2か月で弊社にパーツが納品
され、それからコペンをお預かりして弊社の作業を行いました。
ドレスアップと合わせて色替え全塗装ということで、素晴らしいオリジナル車になりました。
作業過程をご紹介いたします。
Before
After
先ずは分解しながら、エアロパーツを合わせてみます。
隙間の具合や段差をチェックして、巣穴なども細かく確認します。
ガラスも外してボンネット、ドアを進めていきます。
フェンダーパネルも外します。
リアーのパーツも外します。
ドアーの内部の部品も全て外して、キズを修理、下地塗装をします。
ボンネットの裏も油汚れを落として、飛び石などの小キズも修理します。
エアロパーツは成形段階で角に巣穴が残っているのでパテを埋め込んで穴を埋めます。
全体にサーフェーサーを塗って、研ぎ込んで、少しずつパーツの下処理を仕上げて行きます。
パーツが終わったらボディです。
当社では塗装時にゴミの付着を最小限にするために、また塗装表面のより良い仕上がりのために、一度
に塗る範囲・面積を極力少なくしています。効率は悪いですが、全塗装の場合は特に気を付けています。
このように全パネルに下処理を施します。
当社の工場には「知恵を出して時間と闘え」と大きな文字で掲げています。
こういった作業ボリュームが大きいときはとくに、知恵の出し方でトータルの時間が大きく変わってきます。
徐々に下処理が終わってきました。
前述しましたように、パーツを分けてブースに入れて塗装をしていきます。
別のブースでボディも塗装を進めていきます。
当社には7基の塗装ブースを完備しています。
今回塗装を担当しているのは、ほこ×たてに出演させて頂いた菅原健二のようです。
乾燥してひと段落です。
組み付ける前にボディを磨き込みます。
室内にコンパウンドが飛び散らないように覆いをしています。
各パーツも磨きを行い、だいぶ光沢が出て、それらしくなってきました。
外した部品を順次取り付けていきます。
キズを付けない様に。
キズを付けてしまったら、塗装担当が嫌な顔をします。
右の写真は逆行ですね。太陽の光です、頭が光っているわけではありません。。
組み付け完了後の仕上げ磨きです。
左の写真、普段はフロントの責任者をしているNですね。HPに載りたくて作業しているフリでしょうか。
完成です。
黒パールなので光沢が出てとても高級感が出ました。
グリルがボンドカーのようですね。
有難うございました。